cellroid

ランダム要素を含まない普遍的ルールで、収束も発散もせず、永遠に変化し続けるリズムを私は刻みたかった。cellroidは、絶えず流動的に組織を形成する生物細胞のように、個体の単純なルールに基づき、自律的に変動しながら器官的組織を形成するアルゴリズムである。 具体的には、複数種類の個体において、各個体は、周囲の個体に対して、以下の4つのルールから導きだされるベクトル方向に進行する。 

@特定種類の個体に対して、距離に比例した速度で近づく
A別の特定種類の個体に対して、距離に反比例した速度で離れる
B同種類の個体間の距離に応じてエネルギーとする値を増減させ,移動速度に反映させる
C全種類の個体に対して、距離に比例した速度で近づく 

つまり、個体は1つになろうとする習性に加えて、食物連鎖のように、追う・追われる関係を持つ、三竦みの関係である。コンピュータシミュレーションにおいて、初期位置とエネルギーがランダムに設定された個体は、組織の形成と解体を繰り返す変容の遷移を確認した。

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